【未来は僕らの手の中】描いた未来しか実現することはできない!

こんばんは、東京都議会議員(府中市選出)の藤井あきらです。

本日は予算特別委員会の総括質疑に立ちました。
普段は後半に立つことが多いのですが、今日は珍しく全体の2番目で終わり、ホッと一息ついて、皆さんの質問を聞くことができました。

質問のまとめは後日したいところですが、今日は一番思いを込めて演説した部分を抜粋。
応援もヤジもたくさんいただき、大変盛り上がりました。

●質問文と答弁の全文はこちら

●質疑の動画画はこちら 

→3月12日(木)予算特別委員会「総括質疑」よりご覧ください。

■「未来の東京」戦略ビジョン

続いて「未来の東京」戦略ビジョンについて伺います。

Society5.0は、「AI×データ」の時代と言われています。
AIの特徴は、爆発的に能力が向上し続ける事で、当初は実現不可能と思われた事でも、気が付いたら当たり前になってしまいます。
例えば、もはや囲碁や将棋でAI・人工知能に勝てる人類はいないとも言われています。

この、社会の大きな変化に東京・日本が取り残されるわけにはいかないという危機感が、私が都議を志した理由の一つですし、東京は着実に歩みを進めていると確信をしています。

昨年12月に、「未来の東京」戦略ビジョンが策定されました。
2040年を目指し、2030年までに何をするかを示した長期のビジョンであります。

一部会派などから、ビジョン自体が夢物語だというようなご指摘もありますが、はっきり言って的外れであると言わざるを得ません。
東京・日本が直面している人口減少、少子高齢化、気候変動などに伴う諸問題を、本気で解決する気があれば、夢物語などとはとても言えません。
次世代に対して無責任だとすら感じます。

9日の総括質疑で、小池知事は「ゆでガエル理論」とおっしゃり、宮坂副知事は「手なりの未来」では日本は立ち行かない、とおっしゃいました。この危機感をトップが持っていることを、とても心強く感じました。

世の中の変化のスピードは、これまで想像をはるかに超えています。
このビジョンが達成されたとしてもまだまだ足りない可能性さえあります。

都庁の職員の皆様にもその気概を持って、戦略ビジョンの実現に当たっていただきたいですし、今後、それに基づく長期戦略に仕立てていただきたいと思います。

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