活動拠点・事務所の移転(町田市選挙区での公認候補予定者としての決定)のご報告
東京都議会議員の藤井あきらです。
日頃より、私、藤井あきらの日々の活動を支えていただき、誠にありがとうございます。
私が東京都議会議員を志したのは、2016年小池百合子知事の都知事選挙のスタッフとして参加し、小池知事と一緒に都内を駆け回る中で、「東京はこのままではいけない」「変わらなくてはいけない」という多くの人たちの思いを肌で感じたからです。同時に私も、マイクロソフトやFintechのスタートアップ企業で働く中で、日本社会においてテレワークなどの柔軟な働き方や新しいテクノロジーがなかなか普及しない事や、学生時代は輝いていた若者が社会人になって輝きを失っていくような話を聞くにつれ、社会に漂う大きな閉塞感を感じていました。東京が変わる最後のチャンス、小池知事と共に自分も「東京大改革」を進めなければならないという強い使命感を感じていました。
加えて、今から約6年前半前にガン闘病をしていた28歳の妹を亡くし、何事かをなすにはあまりに短い人生でも、もっと直接的に社会のために働きたいと考えていたことも政治の道を志す大きなきっかけとなりました。希望の塾・都民ファーストの会の会の公募を経て、多くのご縁をいただき、妹がガンの闘病生活を送った実家がある府中市で活動・ご支援をいただき、2017年の都議選で初当選をさせていただきました。
この4年間で、都政には大きな変化が起きています。特に、私が注力してきたデジタルの分野ではその変化は顕著です。都議になって最初に驚いたのは、紙資料の多さやFAXを多用する都議会・都庁の働き方です。当選後、最初の都議会一般質問では、テレワークについて質問してもなかなか話がかみ合わない状況でした。また、新型コロナでは保健所と都庁とのやりとりがFAX中心で問題も起きました。民間より20年は遅れているというのが正直な感想です。
私たちの提案をうけて、現在の都庁は、元ヤフー会長・社長の宮坂学氏が副知事に就任し、5Gの推進や、これまでの紙やFAX、印鑑が必須だった都庁の古い働き方を大きく変えつつあります。コロナの影響もあり都内のテレワークも、定着に課題を抱えながらも、これまでには考えられないスピードで進んでいます。さらに都庁では、デジタルに専門性を持つ民間からの方々が活躍する土壌もできつつあり、高校生や大学生も活躍しています。
やっとですが、都庁の働き方が少しずつ変わり、新たに創り出した時間で、より都民に寄り添った行政サービスを提供するための第一歩を踏み出している所です。東京都が全国の自治体や、国の良い事例となる様にこれからまさに取り組んでいくところです。
またコロナ禍においては、私たちの提案を受けて、東京都は全国に先駆けて緊急事態宣言の休業等に関する「協力金」を提供し、文化芸術アーティスト守るための「アートにエールを東京プロジェクト」、失業者対策として2万人の雇用を創出する「東京版ニューディール」や都民生活を支えるデジタル地域振興券等、生活や経済を守る様々な施策を実現してきました。緊急事態宣言も6月20日までの延長が決まり、まだまだコロナの状況は予断を許さず、皆様と一緒にこの危機を乗り越えていくためにも、これからも皆様の声をしっかりと小池知事・都政に届けていく必要があります。
そうした中で、2021年7月4日の東京都議会議員選挙に向けて所属する都民ファーストの会の総合的な判断・調整の中で、私、藤井あきらは町田市選挙区での公認候補予定者と決定されました。府中市に構えて活動してきた事務所も、町田市に移転をしております。年末のコロナ感染拡大の対応や緊急事態宣言等あり、なかなか直接ご報告ができていない方がいらっしゃる事、またご報告が遅くなってしまったことを大変心苦しく思っております。これまでの4年間、大変お世話になった府中市の皆様に改めて心よりの感謝をいたします。
今後は新天地の町田市での活動となりますが、引き続き「東京大改革」を成し遂げ、東京の輝きを取り戻し、皆様一人一人のよりよい生活のため、将来世代のため、政治家として全力で邁進してまいります。どうか、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願いします。
東京都議会議員 藤井あきら