選挙戦最後のご挨拶

本日で選挙最終日になりました。この9日間の選挙期間で、できるだけ数多くの有権者の方に直接私の思いを伝えるべく、駅や街角でお伝えさせていただきました。

9日間の選挙はあっという間でした。最初のころの演説は、演説の仕方もわからず、頼りない印象があったかもしれません。それでもこの9日間で日増しに皆さまから「藤井あきら、頑張れ」と温かい支援をいただくことが多くなりました。皆さまからの応援をいただくことで、私自身が成長する機会になりました。

一方で限られた期間ではすべての方にお会いできることもできず、お伝えできず申し訳ないです。改めてここで私の思いを伝えさせてください。

私がやりたいことは、古い議会を新しくすることです。都政は政治の「しがらみ」の中で、当たり前のことができていません。民間企業であれば当たり前であるような意思決定プロセスの透明性も担保がされていないのが現状です。私には政治の「しがらみ」はありません。民間企業での経験を活かし、情報公開をさらに進め、プロセスの透明化を進めていきたいと考えています。

外資IT企業、マイクロソフトで鍛えられた企画力、行動力、創造力、論理的思考などのビジネススキルをいかし、今度は都議会を新しく変え、府中の皆様と共に地域課題の課題に取り組み、行動いたします。
若さを生かし、政策実行スピードについても責任をもって進めていきたいと思います。

例えば、待機児童問題では深刻な問題です。保育園や認可外保育所を新設していくのも大切だと思いますが、私は民間企業時代に、お客様に「働き方改革」を提案をしていた経験を活かし、育児世代の皆さんが、育児と仕事が両立できる新しい働き方を行政や企業に働きかけをしていきたいと思います。

教育対策については、今までも何度か演説の中でお話しをさせていただきました。私にとって高校教育の無償化は非常に重要な課題だと考えています。

私自身、経済事情で公立校への進学しか選択肢が無かったことを踏まえ、これからの若い世代の教育機会が親の経済格差によって失われてしまうことはあってはならないと強く思っています。都立高校への進学希望者の1/3しか入学ができない現状ではその理想からかけ離れています。高校教育の無償化は国と東京の将来や国際競争力を保つ為の先行投資であり、既に高校教育が無償化されているアメリカなどの先進国に対して、日本が競争力を保つためには必要不可欠と考えています。これから人口減でますます働き口が減っていく中で、若者がしっかりと教育を受け、一人一人の生産性を高めることが日本の国力や東京の競争力向上や市民生活の豊かさにつながります。小池知事の高校無償化政策を支持し、都議会でも強く推し進めていきたいと思います。

また高齢者福祉政策に関しては、高齢者も生き生き安心して生活いただけるよう、シニアの力を活かせるような施策を実現し、また介護サービスを提供する側の立場の方への処遇改善を実現し、持続継続(サステナブル)が可能な「健康長寿社会推進条例」を実現していきたいと考えております。

ここ府中は私にとってとても縁深い土地です。私は、妹に代わり2年半前に府中に住み始めました。2014年12月5日、妹は誕生日を目前にして、28歳で永眠しました。癌で、約3年間の闘病生活でした。 妹はこの緑豊かな府中がとてもお気に入りで、市民の皆さまに受け入れていただき、数々の温かいご厚意をいただきました。私はここ府中で妹の代わりに恩返しをしたいのです。ここ府中にしっかりと根をおろし、皆様からいただいた声を都庁に送り届け、改革を実行したいと思います。
どうか、皆様の貴重な一票を、私藤井あきらに託してください。
府中が変わるチャンスです。
東京が大きく変わる、皆さんと共に変えていく4年に一度のチャンスです。
皆様と一緒に歩ませてください。

藤井 あきら

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